はい!こんにちは!
伝説の店長こと
TED尾崎です。
私たちにとって
本年度で最も痛ましい
事案が発生いたしました。
英スコットランドのサッカークラブ
インヴァネスカレドニアンシッスルFCは
数週間前
人間のカメラマンではなく
人工知能(AI)によって
制御されたカメラに移行することを発表。
このカメラには
AIによるボール自動追跡技術
が組み込まれており
ボールを追う躍動感あふれる
選手たちの動きを
余すところなく鮮明に撮影できる
と考えられていた。
しかし実際に
このカメラが運用されると
思いも寄らない問題が起きた。
ハゲた線審の頭をボールと間違え
試合中ずっとハゲ頭を
追い続けてしまったのだ。
3行でまとめると
サッカーボールを追いかける
最新のAI撮影技術のはずが
ハゲ頭を追いかけてしまった。
というものです。
こんな痛ましい事態
あるでしょうか。
では、その噂の動画をどうぞ。
見事に線審が主役になっています。
いや、笑っちゃいけませんよ。
私は笑う資格がありますけども。
こういう最新技術が
想定と違う方向に向かってしまう
ということはよくあることです。
靴業界でも
最新の3D計測技術で
足を測定して
最適な靴を提案します
といったものが
20年前からあるのですが
いまいち主流になりません。
それはどんなに足を
ミクロン単位で計測しても
靴の中で足は
あらゆる形に変化するので
あまり意味をなさないものになる
からです。
足は
静止状態と
座っている時と
立っている時と
歩いている時と
走っている時と
形が変わるのです。
日によっても変わるし
ヘタすれば
湿度や天候によっても
変わります。
その形の変化を予測して
職人さんは木型を作ります。
そしてそれは熟練の技であり
なかなか数値化はできないそうです。
計測器は完璧なものができても
それはそこまでであって
靴を作るのにはまた別の技術が
必要なのです。
今のところ
人の手を超える木型制作技術は
まだできていない
と言われています。
いつできるかはわかりませんけど
いつかはできるんでしょうね。
ただ、なんとなくですが
かなり最後のほうまで人の手に
こだわるんじゃないかなと
思います。
リーガルも
最新の3Dプリンターを使って
研究はしているようですが
「これだ!」というのは
まだまだ先のようです。
でもそれで良いんじゃないかな。
計測技術+AI+3Dプリンターで
お手軽に靴ができる時代になったら
つまらない世の中になりそうですから
できるのはだいぶ先で構いません。
アナログな考え方かもしれませんが
動きがぶれようがずれようが
人の手でボールを追いかける映像のほうが
個人的には見続けていたいな
と考えています。
では、また明日!
TED
住所 |
愛知県岡崎市康生通西4-32 mapを見る |
---|---|
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水、木曜日 |
リーガルシューズ 岡崎店HP | moonlight-regal.com |