はい!こんにちは
TED尾崎です。
リーガルシューズ岡崎店には
春夏の新作が
少しずつ入ってきています。
まずは
メンズのビジネスシューズから
入ってきていますので
店頭でご確認くださいね。
今年の春のリーガルは
ペットボトル再生素材の
人工皮革の靴
というものがあって
見た目は本当に
天然革との差がわかりません。
リーガルは素材の耐久試験を
かなり厳し目に取っていて
それを合格して
リーガルとして販売している
はずなので
耐久性はクリアしています。
なんで人工皮革なのかというと
世の中の天然皮革が
どんどん減っているからで
それはなぜかというと
世界中で牛を
食べなくなっているから
必然的に革も減っている
のだそうです。
おそらく
コロナでさらに牛の生産量は
減っていくと想像されます。
世界的に外食しないですから。
日本では平成になってから
牛の生産量は横ばいです。
興味深いのは
生産農家は激減しているけど
その分、大型化している
(1戸あたりの頭数が激増)
ことで
いろいろ業界の苦労
みたいなものが
しのばれます。
その牛たちは
最終的に皮はなめされて
革となって
靴や鞄や財布などになっていく
のですが
その皮をなめす(鞣す)業者を
タンナーと呼びます。
タンナーがいなければ
靴も作れません。
タンナーさんは
調べたら日本に300業者ほど
いるようです。
個人的には
思ったよりいるな~
というイメージです。
昔から地場産業として
皮革産業が有名なのは
姫路、和歌山、東京で
最近では栃木レザーも
あちこちで見かける
ようになりました。
皮の鞣し方には
いくつか種類があって
それぞれメーカーによって
得意としている
鞣し方があります。
詳しくはこちらを
ごらんくださいね。
世界的には
タンナーの数は
減っているようで
特に先進国と呼ばれる国では
皮をなめすのに水と薬品を
大量に使うので
生産ができなくなっている
と聞きます。
担当者によると
質の高い革の価格が
国際的に上昇しているので
調達が大変とのことでした。
そんな中
人工皮革のクオリティが上がって
リーガルとして使っても
天然革と遜色ないという評価に
なってきているというのは
時代の流れなんでしょうね。
ちなみに人工皮革は
国内産が質が良い
とのことでした。
私も店に靴を置く場合に
できるだけ人工皮革を
避けてきましたが
これからはちょっと
認識を改めないと
いけないようです。
よかったら店頭で
人工皮革の靴を
ご確認くださいね。
では、また明日!
TED
住所 |
愛知県岡崎市康生通西4-32 mapを見る |
---|---|
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水、木曜日 |
リーガルシューズ 岡崎店HP | moonlight-regal.com |
人工皮革はスポーツする人にとっては身近な素材ですね。均一な素材感ですし、色もムラなし同じもの個体差なし。軽量で耐久性も高い。でも、残念ながら高級感のイメージがないのかな?オールソールも出来ないし、エイジングもない。数少ないタンナーが時間を掛けて作られるレザーの方が温かみがあって、個人的にはそっちの方が好きです。栃木レザーやホーウィンも味があって好きですね。古参のユーザーさんからはそっぽ向かれそうですが、ヒットしたならブログでご報告お願いします。
確かに、本革にこだわるお客様はいらっしゃいますし、そういう方は買わないでしょうね。リーガルもエントリー層を対象と位置づけています。賛否はあるかもしれませんが、トライするのは良いことではないかと思います。ある程度の実績や、テストの結果でOKとなったものでしょうし、やらないとわからないですしね。