はい!こんにちは!
TED尾崎です。
岡崎城の近くに
龍城温泉ってあるの
知っていますか?
お城からだと歩いて5分もしない
ちょっと奥の場所にある
地元民でもほとんど知らない
ある意味幻のスポットです。
実は昔一度だけ
行ったことがあるのですが
その後も行こうとして
探しきれなかったという
千と千尋の遊園地みたいなお風呂屋
さんです。
いや、本当にそこは
幻かもしれないとか
思っちゃいそうなところで
住宅街の中に
ぽつんとあります。
中へ入ると
40年…いや50年
時間が止まっていました。
本当にそこにある広告も
おそらく50年近くは
変えられていないままで
静かに時間だけが過ぎていって
いる感じです。
浴槽の方は写真撮影はだめでしたが
タイルのおふろが2箇所
うち一か所は入浴剤風呂です。
(半分は電気風呂)
あ、温泉と書いてありますが
そこは銭湯です。
好みは分かれるところでしょう。
汚いととらえるか
味があるととらえるか…
僕は断然後者です。
ザ・昭和な雰囲気たっぷりの
銭湯です。
中は蛇口のパッキンが弱っていて
押すと横からお湯が漏れるような
カランもあります。
正直に告白すると
その瞬間
何故か子供の頃に今は亡き母親と
銭湯に行った思い出が蘇り
泣きそうになりました。
その銭湯としては大して広くないけど
大正時代から続く建物の中で
一人で静かに浴槽に浸かっていると
近所の子供の声
どこかで水が一滴一滴落ちている音
ちょっと離れた一号線の車の音
が小さく聞こえてきて
ノスタルジー
なんてもんじゃないですよ、これ。
今でもこんな場所があったんだ…と
思います。
そしてなんといっても
お湯を薪で沸かしているので
すごくなめらかで心地よいんです。
ちょっと熱めのお湯で
へたな単純泉よりも
保温効果もあるし
ほのかに薪の香りというか
なにか木が焦げたような匂いが
漂ってきて
タイムスリップしたような感じ。
なんというか
いやし効果絶大です。
番台のおばちゃんによると
冬場は朝10時から
薪で沸かし始めるので
大変だとか。
夏はまだ比較的ラク
なんだけどねと笑っていました。
営業時間は夕方16時から21時まで
「でも今はお客さんが居なければ
20時半で閉めるのよ、時短だしね。」
と言っておりました。
入浴料は400円で
5と0のつく日はお休みです。
「今どき薪で沸かす銭湯なんて無いよ」
というおばちゃん。
確かに…
銭湯好きなら
ぜひ一度入っておくべきところ
です。
建物も建物だし…
今のうちですよ!
では、また明日!
TED
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