記憶は記憶でしかない

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はい！こんにちは！

TED尾崎です。

週末はたくさんの人に

ご来店いただきました。

ありがとうございます。

商売をやっている方は

お分かりいただけるかと思いますが

おお！満席！

という時間があるかと思えば

その10分後には誰もいない時間

というのもあったりして

メリハリがすごいのが”商売”です。

個人的にはどちらの時間も好きで

たくさんの人が

わやわや会話しているのも

静かに音楽だけが流れているのも

貴重な人生の一瞬として

楽しんでいます。

この歳になって思うのですが

案外”何気ない一瞬”というのが

後々まで記憶に残っていて

「これは覚えておこう」

と思ったものが

記憶に残っていなかったりします。

その現象は僕だけなのかも

しれませんけど。

そして記憶というのは

ひどくあいまいなもので

自分に都合よく改ざんされていたり

するものなので

例えばある出来事について

10年後20年後に

事実と記憶を照合すると

全く違っていたなんてことも

よくあったりするようです。

なにを言っているのか

よくわからないかと思いますが

私もよくわかりません(^^;)

だいたい

自分の生きてきた経緯の記録は

日記とかもありますが

ほとんどが自分の記憶で

つながっているものであり

その記憶があいまいなものだとすると

これまでの過去の人生は

自分が思っていたものと

全然違っていたという

可能性もあるわけです。

そう思うと

通り過ぎてきた過去について

こだわったりくよくよしたり

するのはやめようと

どうせ自分の記憶と事実は

けっこう違うのだから

考えたところで

あまり意味がありません。

人は今この瞬間を生きているものであり

今この瞬間に何をして

何を記憶に残すかが大事

なわけで

過去は過去なんですよ。

どんな素晴らしい人生を過ごした人も

どんなつまらない人生を過ごした人も

どうせ人生の最後は

それが何秒かわかりませんが

記憶そのものも

自分に都合の良いように編集された

一瞬の走馬灯で終わり

あとは消えるだけです。

生きている間の過去なんか

いくら考えても変えられないんだから

考えるだけ無駄とはいわないけど

ほどほどにすべきだと考えます。

つらい過去なんて

誰だってたくさんあるだろうけど

自分は自分が感動した一瞬だけを

覚えていたいものだなと

思うのでした。

なかなかそうはいかないけど…

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