はい!こんにちは!
TED尾崎です。
昨日は豊橋の柿農家さんに
行ってきました。
その柿農家さんは
7種類の柿を
時期をずらして出荷していて
いろいろ調整しているわけです。
(2~3本だけ作っている種類も
あわせれば10種類だそうですが)
昨日伺ったときには
「今日は二郎が始まったので
ちょっと収穫しました」
などと言われました。
農家さんからすれば
そういうことは当然なこと
なのかもしれませんけど
素人考えながら
自然相手にきちんと出荷調整できるって
すごいなあなどと思ったりするのです。
雨一つ、気温の変化一つで
いろいろ変わってしまうわけで
実際、今年の出来は昨年よりも
2割ほど少ないのだそうです。
それだけでも出荷計画すら難しいのに
出荷時期を考えて育てるってのは
すごいことだなあと思うのですが
農家さんからすれば
「何がそんなにすごいことなの?」
みたいな感じなのかなあ。
3種類それぞれ種類の違う柿
そのうち、
「柿農家さんの講演」+「柿の食べ比べ会」
みたいなのを厳選屋でやりたいな
と思いますが、今年は無理なので
来年ですね~。
じっさい今日聞いた話も興味深くて
農協の基準から弾かれた柿のほうが
ある理由で甘かったりするとか
柿に受粉はいらないとか
豊橋の農家が干し柿を作らない理由とか
いろいろ面白い話を聞いてきました。
こういう
「自分じゃわかりきっていることだけど
周りの人にとって新鮮な話」というのは
それぞれの職業に必ずあって
聞いてみると大抵の場合は
「それまでより格段に興味が持てて
その人の創るものに価値を感じる」
ようになると思うのですね。
お話を聞いてさえいなければ
「そのへんのスーパーに売っている柿」
と何が違うのかわからないし
(もちろん、こちらのほうが大きくて
美味しくは見えますが)
うちのお店のことで言えば
「どこでも売っているリーガル」
でしかないわけです。
でも話を聞いてみると
とたんにその商品の世界が広がって見える
ようになるわけで
そういうことは商売人だけじゃなく
自営業者でもサラリーマンでも話をすることで
外部の人にわかるようになるわけです。
どんなものでもことでも
専門家でない我々が
知っていることなんて
ほんの少しでしかなくて
その中身が知られていなければ
いないほど
価格勝負にならざるを得ません。
でもそれぞれの人が
どんな想いで仕事をして
アウトプットを出すために
どんなことをしているのか
聞く機会なんて
普通はめったにありません。
NHKのプロフェッショナルを見ても
それは本当に第一線級のすごい人の話で
普通のそのへんにいる人である
私達とは違う世界の話になります。
でも大なり小なり多くの人は自分なりに
「プロフェッショナルでありたい」
と思って仕事をしているわけで
「そういう人たちの話を聞く」
「自分の想いを話す機会を持つ」
というのは実はとても大切
なことじゃないかと思うのですね。
だから厳選屋では
そういう場を作っていきたいと
思っています。
これも私達のやりたいことなのです。
では、また明日!
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