お店の人やモノが輝く時

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はい！こんにちは！

TED尾崎です。

以前、あるお客様から

「ここのお店の靴は

他のお店と比べて

いつも輝いているね」

と言われれたのが

頭に残っています。

もちろん

いつも靴をきれいにしているから

とか

ライティングが良いから

とか

まあ理由はいろいろあるんですが

それとは別の理由で

輝いて見えるんじゃないかなと

考えています。

お客様との信頼関係とか

手前味噌で言えば

スタッフの心根とか

このお店を包む空気感とか

特に空気感！

「安心と感動の空間づくり」

というのは

私達が19年前に

岡崎に店を出したときの

標語というかコンセプトです。

安心と感動があれば

そこは幸せな空間になり

そこにある人やモノが

輝いて見えるようになる

と私は考えています。

実は昔

靴の業界紙に

取材を受けたときに

「靴屋として」という話を

一切しなかったら

不思議がられました。

代わりに

「お客様と友だちになりたい」

「そのための空間を作っていく」

「そこに行けば安心できる場所でありたい」

というようなことを取材に来た記者さんに

話をしたのです。

このような話は

当時としては珍しい考え方

だったようで

記者さんは在庫数とか

商品のセレクションとか

客層とか回転率とか

そういう話を聞きたがっていました。

私からはその手の話は一切なし！

困っただろうなあ…

「最後にライバル店はどこですか？」

と聞かれたときに

「ディズニーランドか吉本興業」

と答えたら

「え？靴屋さんじゃないんですか？」

と聞き返されました。

なんだか噛み合わない人だなあ

と思われたことでしょうね。

最近この考え方が

世の中に広まってきたのですが

この考え方を徹底するためには

「どこにでもある」「普通っぽい」

を排除しなければいけないと考えており

「奇抜」である必要はありませんが

「面白い」や「意外」や

「学びがある」がなければ成立しない

と思っています。

つまり

「ふ～ん」

「へえ～」

「ほお～」

があって

「あはは」

がある空間です。

予想通りのお店に

予想通りのスタッフの接客だと

安心と感動はやってきません。

私の尊敬する坪井秀樹氏が

開業から10年で上場までしたときの

店舗コンセプトは

「ワクワクドキドキ大発見」

だそうです。

このコンセプトも

「商品からの発想」は

ありません。

人の心を動かさなければ

商品はいつまでたっても

商品のままでしかなく

相手の心を動かしたときに初めて

モノは輝くんじゃないかと

私は思うのです。

最近ちょっと

原点を忘れかけていました。

「安心と感動の空間づくり」

なんだか建築家っぽいコンセプト

ですが

もう一度ここから見直してみようと

思っています。

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