厳選屋のこだわりは作っている人なのです。

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はい！こんにちは！

TED尾崎です。

昨日はまあまあ静かな一日で

売上もおとなしく…

これが新規出店の洗礼なのか

それとも一時的なものなのか

もっとも一日中雨でしたしね。

いずれにせよ一日の売上に

一喜一憂しても

仕方がないので

ここはどんと構えてじっくりと

これまでできなかったことを

やることができました。

昨日はお客様に

「普段からコーヒーに

こだわりがあるのですか？」

と聞かれました。

あるといえばあるのですが

実を言うと

こだわっているのは

コーヒー豆を農園から直接買い付けて

焙煎してくれる仕入先の人

であって

さすがに

日本のブレンド100選に入るだけあって

その人のコーヒーはどれも美味しいので

私はそれを淹れるだけなわけです。

そんな私が「こだわっている」

というのはなんだかおこがましいので

「こだわっている人は別にいるのです」

などと曖昧な答え方をしてしまって

きっとがっかりされてしまったのだろうな

などと思います。

ただ言えるのは

美味しいというのは

それが誰のこだわりであっても

絶対の正義だし

製造する人が

きちんとこだわっている人なら

そこは全面信頼するの一択なわけで

オープン前にも

いくつか試飲をさせてもらって

厳選屋で仕入れるコーヒーを選びましたが

どれを選んでも「正解」になるのは

目に見えているので

さして悩まずに決めました。

うちで扱っているものは

そのような

製造元の人が真剣に取り組んで

真面目なものづくりをしてくれる

人が作ったものばかりなので

結果としてそれを扱う厳選屋（私）が

「すごいこだわりの人」

に見えるわけですが

実のところを言うと

大抵の場合

こだわっている人と話をしていると

その話が面白くて

話を聞いているうちに

その人の作ったものを

自分も飲みたいとか食べたいとか

思ってしまうものだから

つい扱ってしまうという

強いて言えば

こだわっている人が作るものを

信用することにこだわる人

なのです。

言っている意味が伝わるでしょうか。

それで私の役割は

こだわっている人や物を

より多くの人にわかりやすい形で

伝えたり販売したりする者

と自分を定義づけています。

厳選屋の店舗の内装も

こだわっている人は私ではなく

設計者だったりします。

僕はその人がこだわるのを

知っているから

その人に依頼しただけで

だから

「すごく尾崎さんの

こだわりを感じるお店ですね～」

といわれると

答えに窮するというか

むず痒くなったりするのですね。

正直言って

僕は誰かのこだわりに

助けられているとも言えるのです。

そんなお店ですが

多くの人のこだわりに囲まれて

誰もがけっこう幸せになれるお店

なわけで

それが厳選屋なのです。

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